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三浦俊彦

Profile

1959年、長野県生まれ。東京大学文学美学芸術学科卒業、同大学院総合文化研究科比較文学比較文化博士課程修了。和洋女子大学専任講師、助教授を経て現在教授。また、1990年『M色のS景』(河出書房新社)で小説家デビュー。 著書に『思考実験リアルゲーム 知的勝ち残りのために』『論理パラドクシカ 思考のワナに挑む93問』(二見書房)、『フシギなくらい見えてくる! 本当にわかる論理学』(日本実業出版社)、『エクリチュール元年』(青土社)、『シンクロナイズド・』(岩波書店)など。

Book Information

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今までは書かれなかった、「書くべきこと」を執筆したい



和洋女子大学の教授であり研究分野は、美学、形而上学。『M色のS景』をスタートに作家としても活躍。『蜜林レース』から『健康なんかこわくない!』『のぞき学原論』『戦争論理学 あの原爆投下を考える62問』など。近著『思考実験リアルゲーム 知的勝ち残りのために』では、思考実験とは何か? その概念から学び、直感的思考の欠陥を突き止めていく新たなる知的冒険挑んでいます。様々な領域で表現される三浦さんの想い、背景に迫ります。

学生とはなんでも話す。時には教わることも


――素敵なお宅ですが、執筆もここでされますか。


三浦俊彦氏: この家に移り住んだのは15年くらい前です。仕事をする部屋は上の階にあり、執筆もそこでします。執筆の際はノートではなく、デスクトップのパソコンを使い、書きたい時に書き、できる時にとにかくやるという感じです。大学では勤務時間や勤める時間も厳格には決まっておらず、いわゆる裁量労働制ですから、そのなかで時間をやりくりしています。

――現在、教鞭をとっておられる日本文学文化学類の文化芸術コースとは、どんなところですか。


三浦俊彦氏: 以前は英文学科や国際社会学科にいたのですが、現在いる日本文学文化学類の文化芸術コースでは、美学、芸術学、哲学などを教えています。いわゆる「オタク少女」が多く、イラストを描くのが好き、漫画が好き、アニメが好きという学生ばかりです。「こういう漫画があるよ」などと、学生から色々と教えてもらっている感じです。いわゆる論理の組み立ては学生に教えることができるのですが、講義の題材はほとんど学生からきます。ネットスラング(インターネットで使われる俗語)なども教わりますし、常に勉強になっていますよ。他の大学に非常勤で教えに行ったりもしますが、うちの大学も含めて、教員と学生の距離は、以前と比べて凄く近くなっています。僕は、講義では雑談などせず、マシーンになりきって教えるのですが、講義以外で学生が来た時はなんでも喋りますし、会話を楽しんでいます。

学者として、芸術に携わる


――美学、芸術学の道へ進まれるきっかけは?

三浦俊彦氏

三浦俊彦氏: はっきりとは覚えていませんが、高校生の時くらいに、美学なるものが面白そうだからそれをやろう、芸術の研究をやろうと思いはじめました。当時から、よく絵や文章などを書いていましたし、「どうせなら芸術を勉強しよう」という思いもありました。大学までは、自ら描くのと、研究するのと、同時並行のイメージでいましたが、仕事にするのであれば、やはり後者かなと思っていました。ただ、はっきりと学者を目標にしたのは、大学院に入ってからです。大学院に進んでしまうと、文科系の場合、普通に企業に勤めるのは難しいですから、もう学者しかなかったのです。

――学生時代は、どのように過ごしていましたか。


三浦俊彦氏: 両親は勉強に関して厳しくなかったですし、柔道部に入っていたので、あまり勉強の習慣がなく、大学受験は1浪しました。浪人時代、駿台で毎月ある模擬試験では、「東大合格可能性、80%以上」などと毎回出ていたので、これは楽勝だなという風に思っていました。特にプレッシャーは感じずに、のびのびとやってましたね(笑)。大学時代は普通に楽しんでいました。例えば学園祭にも大いに参加し、僕は高校3年生から浪人時代の時期は特に没頭して絵を描いていたのですが、その絵を使って、2年連続で個展を開いたりしていました。絵を全て運んだり、仲間を集めたりと、今から考えると凄いエネルギーだったなと思います。2年目の時は、結構倍率もあり、美術サークルの人なども応募するポスターとパンフレットの表紙のコンテストで当選し、表紙絵にもなりました。それで得意満面に女の子を呼んで。今思えば、物凄く充実した学園祭でしたね(笑)。

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