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世界中の本好きのために

藤井孝一

Profile

1966年生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、大手金融会社に入社。米国駐在を経て、経営コンサルティングを開始。ビジネスパーソンの自立を様々な面から支援するために、株式会社アンテレクトを創設・経営。会社を辞めずに起業する『週末起業』を提唱し、同名の書籍はベストセラーとなっている(筑摩書房)。 近著に『読書は「アウトプット」が99% その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方』『「お金を稼ぐ!」勉強法:「学んだこと」を「お金に変える」技術』(三笠書房)、『人生が変わる「朝時間」の過ごし方』(成美堂出版)など。 ビジネス書を要約して紹介するメルマガ『ビジネス選書&サマリー』の発行人でもある。

Book Information

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ただ読むだけではない、アウトプットが重要



大学卒業後、大手金融系会社でマーケティングを担当し、米国駐在を経て独立、中小企業の経営コンサルティングを始められました。また、ビジネスパーソンが独立・開業するためのノウハウについて、執筆、講演などの活動も行っていらっしゃる藤井さんは、『週末起業』、『週末起業チュートリアル』、『週末起業サバイバル』など、著書も多数執筆されています。ビジネスパーソンの自立を、教育コンテンツ、パートナーシップ、インフラの面からも支援するために、株式会社アンテレクトを創設し、経営されています。今の道に至った経緯や、本、電子書籍、執筆などについてお聞きしました。

1人になっても食べていける力が必要


――現在のお仕事内容についてお聞かせください。


藤井孝一氏: サラリーマン向けにビジネスの学校をやっています。主には著者を呼んでセミナーをやったり、コーチングをしたり、起業の指導などをしていて、『週末起業』という本を読んだ方向けに具体的な指導などを行う会社です。
著書は、監修や監訳なども含めますと、すでに40冊を超えました。

――日本語だけではなく、中国、台湾、韓国にも翻訳されるというのはすごいことですね。


藤井孝一氏: 特に『週末起業』は多くの方に読んでもらったので、そういう話が来たんです。
本が出た当時、働き方といったものが変わりつつあるのを感じ取っていたんですが、あれから10年経って、より一層、組織に依存するというのは非常に危険というか、それだけではちょっと頼りないという感じがしています。稼ぐ力ということで、1人になっても食べていけるような、そういう力をつける必要性というのがますます高まっているんじゃないかなという風に思っています。

国語が好きで、教員になりたかった


――小さい頃はどのようなお子さんだったのでしょうか?


藤井孝一氏: 子どもの頃から本の虫で、スポーツなどよりも本が好きで、いつも読んでいました。かなり本は潤沢に与えられていて、小説や童話など、そういった全集みたいなものが、家に結構ありました。初めは、親が読むようにすすめたんじゃないかなと思います。

――その頃、将来の夢として「著者になりたい」という気持ちはありましたか?


藤井孝一氏: 物書きになりたいという気持ちはありました。子どもの頃はごくごく普通に本の好きな子どもだったと思うのですが、ある程度大きくなってからも割と成長度合いに合わせて、それなりに本にのめり込んでいったように思います。例えば大学の頃だと、みんなそうだと思うのですが、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』など、ああいうのも結構読みましたし、文学部というのもあったので、いわゆる日本の古典などを随分と読みました。

――現在に至るまでのご経歴からすると、大学で文学部を選ばれたというのはとても意外な感じがします。


藤井孝一氏: 文学部を選んだ理由には、本が好きだったというのが1つありますが、逆に言うと他のことはあんまり好きじゃなかったんです。将来何がしたいというのもなかったので、好きな本が読めるという学部を選んだというのはありますね。
当時、国語が好きで、教員になりたいという夢もありましたが、行きたい大学には教育学部というのがなかったので、「国語の先生なら文学部だろうな」と思って文学部を選んだんです。ですから、教えるということにはずっと関心がありましたね。一旦、金融系の会社に入ったのですが、バブルの頃で大変でしたし、海外も経験したのですが、やっぱり教える仕事をしたいという気持ちがありました。教師になろうとも思ったのですが、10年以上ビジネスの場にいたので、「子どもに教えるというよりは、ビジネスを大人に教えた方がいいかな」と、コンサルタントという仕事を選びました。

「このままでいいのか」と悩み、34歳の時に独立


――執筆に関して、こだわっている部分はありますか?

藤井孝一氏

藤井孝一氏: 分かりやすくすること、それから、できることからやることです。ハードルを低くするということに関しては、かなり意識して書いています。
あと、こだわりとは少し異なりますが、僕は自分でやったことや体験談を纏めて、参考にしていただくというスタンスで本を作っています。やったこと以外は書かないというか、そんなに器用な人間ではないので、自分の経験したことしか書けないんです(笑)。

――安定した大手の企業人から、起業してみよう、自分の名前でやっていこうと思われたきっかけというのは何だったのでしょうか?


藤井孝一氏: 「いつかは独立」という思いは、もちろん当初からありました。それに加えて、バブルの時代に金融系の会社にいて色々思うところもありました。このままでいいのかとか、あちこち飛ばされて、もう定年までずっとこんな感じかなとか。上を見ても大体みんなそうなんですよね。特に「転勤で家族が巻き込まれてしまう」という思いがあって、住む場所ぐらいは自分の裁量で決めたいなというのがありました。それにはやっぱり辞めるしかないなと思ったんです。ある程度収入もありましたし、起業の練習も終えていて、辞めてもやっていけるかなという風に手応えを感じていたので、辞めたんです。ちょうど34の時だったと思います。「35までに決めないと、独立しても成功できないよ」というようなことを言われたりもしたので、35を節目にギリギリのところで独立したんです。

――独立した時は、どのようなお気持ちでしたか?


藤井孝一氏: 会社を辞めて直ぐは後悔しました。その時は収入もありましたが、未来永劫稼げるという確信はなかったので「人事に電話して謝って、もう1回、会社に戻してもらおうか」と思った時もありました。ただ「後はない」ということで、それまで以上に頑張り、必死にやりました。あたりまえのことですが、自分で決めたことは、真面目にやらないとだめですね(笑)。

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