BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス - 大和印刷

世界中の本好きのために

内田雅章

Profile

1970年、愛知県生まれ。早稲田大学商学部卒業後、三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。2000年に退行後独立、マンションデベロッパー、仕出し弁当販売、銀座のクラブ経営などを経て、日本ベンチャー協議会事務局長に就任。2004年に株式会社就職課を設立。現在は人脈を使った新規事業創出および事業アライアンスのコンサルティング業務を展開している。 著書に『手強い相手の懐に入る技術』(フォレスト出版)、『1分で1億円の契約をとる方法 人脈をお金に変える営業力』(朝日新聞出版)、『政治屋失格』(ビジネス社)、『20代から始める「人脈力」養成講座』(光文社)など。

Book Information

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人生を味わい尽くすには、「新しい出会い」が必要



1994年早稲田大学商学部を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。2000年退行後、仕出し弁当販売業、マンションデベロッパー取締役を経て、30歳で銀座のクラブオーナーに。その後、バリュークリエーション常務取締役兼、日本ベンチャー協議会事務局長に就任。2004年株式会社就職課を設立し代表取締役に就任。優秀な学生を見つけたい企業と自分の適職を見つけたい学生をマッチングするビジネスを開始されました。著書は、『図解 人脈力の作り方』、『スゴい人になる人脈力入門』など。マッチングのスペシャリストとしてご活躍の内田さんに、人との出会い、執筆活動、電子書籍の可能性などについてお聞きしました。

父親を見て学んだ「ワンクッション」技法


――現在のお仕事についてお聞かせ下さい。


内田雅章氏: 一言で言えば「企業マッチング」を中心にしたコンサルティングです。自社の強みを活かして他社とのコラボレーションでお互いがwin winになっていく関係作り。天職と思っています。それ以外には社会貢献として2030倶楽部という、20代、30代を応援する会を運営しています。また、漬物の全国大会の審査部や、納豆の審査員をするなど、地域活性化、地方活性化に携わっています。「日本を元気にする」などというのは口だけなら誰でも言えますが、実際、目に見える形で実現出来なければ意味がありません。ですから私は、形に残ることが本物だと思ってやっています。仕事でも、私の過去の経験、アイディアや人脈などをご提供することによって、そのクライアントさんにとってメリットになるというような形で貢献したいなと思っています。ですから、私の人生ではほとんどが新たな出会いの連続です。そして、これが人生の醍醐味だとも思っています。

――一貫したスタイルで走り続けていらっしゃいますよね。


内田雅章氏: そうですね。常に新しい人と出会い続けているということです。しかし、私の場合は走り続けているという表現とはちょっと違います。1本線でひた走りしているというよりも、色々な方に出会って繋がっていっています。とにかく今までもこれからも、ものすごい数の人に出会い続けます。そして、自分の目でスクリーニングした人たちだけを自分の財産にし、その財産をクライアントや若者などと共有し、還元したいと思っています。若い人たちからはお金をもらいませんが、企業からはお金をもらいます。そういう風に新しい出会いの場を私が提供しているということなんです。

――今までの歩みをお聞かせ下さい。


内田雅章氏: 実家は自営業だったので、特に父親という存在からの影響はものすごく大きかったです。小さな洋服屋でしたが、いつも満員で、とても流行っていたんです。駅からあまり近くもなくて、そんなに小奇麗でもない洋服屋に、なんで人が来るのかなと、子ども心に不思議で仕方ありませんでした。駅前には他の服屋もいっぱいあったので、ある時父親に、「なんでうちにはお客さんがこんなに来るの」と聞きました。すると、父が色々な仕掛けをしていたということが分かったんです。

――どのような仕掛けだったのでしょうか。


内田雅章氏: うちの洋服屋をコミュニティの場にして、洋服を売るだけじゃなく、物々交換の場にしていたんです。野菜や果物をもらったよとか、魚が釣れたよとか、「うちの店に来ると何かがもらえるし、何かを皆が持って来る」という感じです。ソファのような椅子が置いてあり、そこに座ってコーヒーを飲む人もいました。服を買わなくてもコーヒーを飲みにくる人もいるんです。「自由に寄っていって」というような感じだったので、店内にはいつも人が居ました。そこから服が売れていくんです。だから、コミュニティを作るっていうことがものすごく重要だなということを、小さな頃から感じていました。何かを売りたいんだったら、いきなり売るのではなく、ワンクッションを入れるという技法を、父親を見て知ったんです。

“自分に関わる人”と、“その人を育てた人”にも感謝


――ご両親から直接、「勉強しなさい」、「こういう人間になりなさい」ということは言われたのでしょうか?


内田雅章氏: 正直、たまに言われました。でも、父と母のすごいところは、私に「勉強をがんがんやれ」と言うより、やりたくなる環境を作るのが上手かったこと。そのおかげで私は、テストや通信簿が楽しみで仕方なかったんです。

――普通は嫌だと思いますが、そこにもご両親の仕掛けがあったのでしょうか。


内田雅章氏: テストを受ける度に、お金を貰えたんです。小学校の時からそうでした。80点越えるといくら、90点越えるといくら、100点でいくら。テストの点数がお金に全部換算されていました。中学校や高校だと順位が出ますよね。その順位や通信簿でもお金を貰えました。それで結果的に良い点数や順位を常にとり続けていたので、テストや通信簿が楽しみだと思えたんです。楽しく勉強する環境をつくり、育ててくれた両親のことを私はとても尊敬しています。

――ご両親のほかに、自分とは切り離せないといった尊敬する方はいらっしゃいますか?


内田雅章氏: 私の祖父、祖母です。うちの父、母を生み育てた人だからです。まずはそこに感謝しなければいけません。私はいつも、目の前に何かあったら、「誰のおかげだったのかな」とその先を考え、1つ立ち帰ろうとするんです。目の前に見える人たちだけでなく、それを作り上げてくれた人たちのことも思い出し、その環境すべてに対して感謝をしようと思っています。

――仕事やその他色々な面においても、そういうお考えがあるのですか?


内田雅章氏: いつもそう思っています。だから、何か新しい人と出会えたり、仕事が来たら「紹介者は誰だったっけな?」と考えます。それで「ああ、あの人の紹介で知り合えたんだったな。連絡しなきゃ」と思います。だからこそ出会い続けていられるんじゃないかなと思います。周囲の人がひっきりなしに紹介してくれるので、私はものすごい数の人たちと出会っているんです。人というのは、自分と似た価値観や世界観の人を紹介してくれます。すばらしい人に出会えれば、自然とすばらしい人が集まってくるのです。

――1つ1つの物事を実行する時というのは、色々な案件がある中で、何かリンクするのでしょうか?

内田雅章氏

内田雅章氏: 新たな出会いを創出するということが切り口です。皆、何を望んでいるかというと、自分にとってメリットがある新たな出会いが欲しいわけです。しかし、自分の力だけではそういった人を見分けて出会うことはなかなかできません。「この人とつながっても自分にはメリットがないんじゃないか」と思い、億劫になってしまうんです。
でも、私にはその先が見えます。「この人と仲良くなると、近い未来にこういう活動をしてそこでこういった利益をもたらしますよ」と紹介できるんです。多くの人にはそれが見えにくい。なぜなら、出会ったその瞬間にその人との未来がイメージできない限り、相手を切り捨ててしまうからです。だから「この人のあなたにとっての価値はこういったところだよ」と私は情報を説明しているんです。人は、情報を得たとしても、その価値が分からないと邪険にしてしまいます。
同じ顔ぶれの慣れ親しんだ人たちの中だけで交流し続けることを批判するつもりはありませんが、私は新しい出会いを求め続けているからこそ、今の自分に共感してくれる仲間が増え続けているのだと思います。

著書一覧『 内田雅章
著者インタビュー一覧へ戻る 著者インタビューのリクエストはこちらから
Prev Next
ページトップに戻る
Code Profiler