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世界中の本好きのために

鳥原隆志

Profile

1972年、大阪生まれ。大学卒業後、株式会社ダイエーに入社。スーパーバイザー等経験の後、管理職昇格試験にてインバスケット試験に遭遇する。管理職昇格後も独学で学び、ブログで発表し反響を呼ぶ。会社での経験や、問題解決スキルを活かし、株式会社インバスケット研究所を設立。 法人向けのインバスケット教材開発と導入をサポートする、日本で唯一のインバスケット・コンサルタントとして活動中。著書に『究極の判断力を身につける インバスケット思考』(WAVE出版)、『いまから、君が社長をしなさい。』(大和書房)、『「仕事をまかせる」インバスケット法』(ぱる出版)などがある。

Book Information

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お客様に、「ありがとう」と言ってもらえる本を



ビジネスで発生する案件を、制限時間内に大量に処理するシミュレーションゲームとして、その高い効果が注目されているのがインバスケット。鳥原隆志さんは、そのインバスケット・コンサルタントの第一人者的存在です。企業研修のほか、様々な切り口でインバスケット的思考を紹介するご著書は非常に人気があります。インバスケットとの出会いや作家デビューのきっかけ、執筆への想いなどを語っていただきました。

新しい「大人の学習法」を提唱


――インバスケットという言葉は、企業研修などへの効果が取り上げられるなど、よく聞かれるようになりました。


鳥原隆志氏: 私も、月に1回程度、インバスケットの基礎編と応用編という形で一般の方に参加していただけるセミナーを開催していますが、知名度が徐々に上がってきたのか、お陰さまで今は満席という状態が続いています。

――ご著書では、様々な切り口からインバスケットの考え方を紹介されていらっしゃいますね。

鳥原隆志氏

鳥原隆志氏: 本当にありがたいお話で、色々な形で出版のお話をいただきます。インバスケットは理論ではなく、人の判断力を高めたり持っている力をアウトプットしたりするための道具だと私は思っています。色々な方面に使えますので、出版も『究極の判断力を身につけるインバスケット思考』や、『入社2年目のインバスケット思考』、『「仕事を任せる」インバスケット法』など、各論的に特化した形で出させていただいています。私の本は、基本的にノウハウ本でも知識の本でもなく、読者に主人公になっていただいて、アウトプットできる本として読んでもらえたらうれしいです。本に書いてある問題を読むだけではなく、挑戦していただきたいという思いがありますので、私自身は新しいジャンルの本だと思っています。問題を解決する人に限界まで近づいた時に初めて、本の中のヒントを吸収していただけると思います。人間は、限界を感じないと、必要性も感じないし、なかなか知識を新しく入れようとしません。だから大人の学習法の1つとして、必要な場を本で作って、自分自身で限界まで挑戦していただければいいなと思います。

昆虫観察、創作、吹奏楽、今につながる経験


――幼少時代は、どのようなお子さんでしたか?


鳥原隆志氏: 小児ぜんそくで、小学校3、4年生の時は、ほぼ病院から学校に通っていました。体調によって通えなかった時もありましたので、学校の勉強も遅れ気味になり、将来に不安を持ちました。自分は本当に大人になって、一人前に働いて食べて行けるのか、3、40歳になった自分は、周りの大人のようにネクタイを締めて仕事ができる状態なのか。ひょっとしたら病院で過ごしているんじゃないか、などと思っていました。

――読書はお好きでしたか?


鳥原隆志氏: 文字を読むのが苦手だったので、ほとんど読んでいませんでした。でも、昆虫図鑑、歴史図鑑などの図鑑はよく見ていました。動物や昆虫が好きで、学校の自由研究クラブというのに入って、蚕やゴキブリなどを調べたりしました。先生から蚕の幼虫を渡されて、自分で育てたこともあります。長期間で突き詰めて勉強することに楽しみを覚えて、夜までずっと観察をしていました。繭になって、そこから絹を取ろうということになるのですが、そのためには幼虫を殺さなくてはいけないんです。でも育てていると次第に愛情が湧いてきて、ゆでて殺すのが嫌で泣き叫んだことを覚えています。

――昆虫の観察は、行動を分析する今のお仕事にも通じているところがあると思われますか?


鳥原隆志氏: 昆虫や生物は変化していくので、「変化」ということが共通のキーワードとしてあるのかもしれません。インバスケットも、踏襲されたものを深くやっていくことと、色々な層に向けて新しく変化させていくというのが、楽しいところです。

――文章を初めて書かれたのはいつ頃でしょうか?


鳥原隆志氏: 中学校の頃にノートなどに、物語のようなものは書き始めていました。日常的な生活から突然タイムスリップするといった内容の物語を書いていたような気がします。

――インバスケットも、ある立場の人が直面するストーリーの存在がありますが、そのように創作をされていた影響もありますか?


鳥原隆志氏: そうかもしれないですね。その頃は、頭の中に何人か登場人物がいて、気性の荒い人間や思慮深い人間など様々なキャラクターがいて、劇団のように、彼らが交互に役割を変えていってるようなイメージがありました。でも、インバスケットの本では、ストーリーはあくまでも問題に入るための手段であって、ストーリーが前に出てしまうと、面白さがなくなってしまうんです。あまりキャラも個性的だと現実から離れてしまうので、なかなか難しいです。
高校の時に、学園祭などの劇の台本を作ったこともありました。吹奏楽もやっていましたが、これも今思えば得るものがありました。曲は最初ゆったりと入ってきて、いくつかコブがあって、サビがあったりといったようにストーリーになっているのです。本も、あまりコブばかり作っても面白くないけれど、平らな部分ばかりだと、盛り上がりがないまま終わってしまうこともある。ゆったりとしたストーリーから急に速くしたりと、構成も曲とよく似ているなと思います。

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